『頭金なし、月々7万円から家を買えるという広告・・・』

『自分たちの収入で一体いくら借入れできるのか?』

『頭金ってどのくらい必要?』

『住宅ローンの審査は通るのか?』

『住宅ローンの金利は何を選べばいいのか?』

誰もが、家づくりをする時にはお金に対する不安を抱えているものです・・・

頭金を貯めてから家を購入するという相談を受けることがありますが、

現在の金利が上昇している時代にはあまり得策ではないこともあります。

少しでも金利が安い時に住宅ローンを組んで家を購入した方が、お得な場合が多いのです

建築費、土地代、諸経費、引越し代、税金...。家を購入するにあたっては、様々な費用がかかります。

チラシで、頭金0円、家賃と同じ支払いで家が建てられるという文章を目にすることがあります。

ここだけみると、頭金がない、家賃と同じ、これなら家が買えると錯覚してしまうかもしれません。

ここが大きな落とし穴なのです。

そもそも住宅ローンの金利とは、大きく分けて『変動金利』と『固定金利』に分けられます。

変動金利は、期間を決めて、その決まった期間が経ったら、その時の金利で月々の返済額を再計算するので、

月々の返済額は先々今よりも高くなったり、低くなったりするのです。

逆に固定金利は、借入期間の金利がはじめに借りたときから、ずっと変わらないので、

月々の返済額も基本的にはずっと変わりません(返済方法によっては返済額を減らしていくやり方もあります)

一年間で、家を建てるための頭金として、家族みんなでいろいろな我慢をして、いくら貯金できるでしょうか。

4人家族が頑張って一人1万円ずつ毎月貯金したとして、せいぜい一年間で50万円です

その貯金を貯めている間に、もし金利が1%上がってしまったら、

借入金額や借入年数にもよりますが、返済額が何百万も違う場合だってあります。

例えば、35年間の固定金利で2000万円の住宅ローンを組んだ場合、

金利が1%上昇しただけで、返済額が400万円~600万円も増えてしまうことだってあります。

さらに、あなたが現在、賃貸の住宅にお住まいの場合、

家賃が6万円として計算すると、年間で約70万円の家賃が必要になります。

先ほどの金利が1%上昇した場合の返済額アップと合わせると、 

470万円~570万円にもなります。

一年間で50万円貯めて、返済額が500万円増える。これでは割に合わないですよね。

目先の頭金にとらわれて、損をしないように気をつけましょう。

一年間の貯金一年後の金利アップによる、返済額のアップをインターネット等で計算するようにしましょう。
 

家づくりで大切なこと3選

『家は人生最大の買い物』とよく言われます。お金も手間もかかる作業です。

多くの人にとっては、初めての事ばかりです。当たり前の事ですが、

失敗しないためにも、以下の大切なこと3選参考にしみて下さい。

1.どんなイメージを建てたいかイメージする

家族の要望も聞いて、将来の生活も意識しましょう。
     
誰かの一人の要望ばかり詰め込まず

住む人が、快適で暮らしやすいのが一番です。

施工事例をたくさんみて、間取り、外観、動線、収納もよく考ましょう。

これか長年使う家なので、子供が増えたり、巣立ったり、
     
年齢とともに暮らしの変化も想像することが大事です。

2.建築業者を決める

家づくりが失敗か成功かは、住宅会社選びで8割が決まります。

SNSで情報収集して、資料請求やイベントに参加してみると

意外な発見があるものです。

要はあなたが建てたい家を予算内で建ててくれる住宅会社に

出会うことが大切です。

3.資金計画をする

予算内でコストパフォーマンスの高い家を作ることが大事になります。

いくら手元にあるか、自己資金の確認をしましょう。教育費、

子供の習い事、車の購入、維持費、レジャーなど家の支払い以外にも、

たくさんの出費があります。それを踏まえて、頭金を決めるといいでしょう。

いくら借り入れ可能なのか、事前審査で確認しましょう。
    

以上いかがだったでしょうか?家づくりのたくさんのやらなければいけない事、

参考にしてみて下さい。